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2024.01.31

知財ニュース

ユーグレナ、⼤阪⾏列No.1ラーメン店「⼈類みな麺類」とコラボ、『宇宙に最も近いラーメン』を期間限定販売

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株式会社ユーグレナは株式会社エムエスディと共同で、宇宙空間での培養研究も進められている藻類を3つ配合した「宇宙に最も近いラーメン」を期間限定で販売した。

「宇宙に最も近いラーメン」は、宇宙空間での培養の研究も進められているユーグレナ社の藻類である「オーランチオキトリウム」、「⽯垣島ユーグレナ」、「ヤエヤマクロレラ」を使用したラーメン。

UNCHI株式会社が運営する⼤阪⾏列No.1ラーメン店「⼈類みな麺類」とコラボレーションし、「人類みな麺類」と「人類みな麺類 東京本店」、「人類みな麺類 JR名古屋駅・幻の1番線」の3店舗において、数量限定で提供中だ。

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麺には「⽯垣島ユーグレナ」と「ヤエヤマクロレラ」を、スープには魚介系風味が特徴の「オーランチオキトリウム」を配合し、究極のユニバーサル・サステナブルラーメンとして開発された。

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「オーランチオキトリウム」は細胞重量の20%近くがDHAで占められるなど、宇宙空間において不足する魚類含有の必須脂肪酸を効率的に供給できる微細藻類であり、宇宙食素材として活用できる可能性が期待されている。

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また、「⽯垣島ユーグレナ」は59種類の豊富な栄養素を含有する一方、「ヤエヤマクロレラ」はタンパク質とデンプンの含有量が高い点において優れている。さらに微細藻類は他の動物や植物と比べて単位面積当たりの生産性が高く、閉鎖的空間になり得る宇宙での栽培にも適しているという。

同社はバイオベンチャー企業として、宇宙空間での「食」の地産地消(宇宙食3.0)に貢献する食材の研究を進めており、宇宙のような特殊で閉鎖的な環境下でも発育・栽培できる可能性を秘めたオーランチオキトリウム等の各種食材を活用した即席カップ麺「2040年サステナブルラーメン」を開発し、2023年3月にクラウドファンディングを実施した。

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また、UNCHIは、「宇宙でも作れる、そして⾷べられるユニバーサル・サスティナブルなラーメン」の第⼀歩として、2023年11⽉に宇宙プロジェクト「⼈類みな麺類宇宙へ!!!」を開始している。

「宇宙に最も近いラーメン」が食べられるのは、ラーメン店「人類みな麺類」の3店舗。「JR名古屋駅・幻の1番線」と「東京本店」はすでに終了しており、大阪府大阪市の「人類みな麺類」では2月4日(日)・5日(月)に、限定1700食で提供される。

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Top Image : © 株式会社 ユーグレナ

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