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2022.02.13

知財ニュース

村上龍氏初のNFT、新作エッセイ『キクとハシ、その後。』―1点限定でNFT化

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株式会社幻冬舎は、NFTマーケットプレイス「Adam byGMO」にて、1月22日(土)21時~29日(土)20時59分の期間、村上龍氏初のNFT作品「『キクとハシ、その後。』村上龍」を1点のみオークション形式で販売した。なお、「Adam byGMO」では初となる小説作品のNFTとなる。

オークション開始価格は100万円(税込)。日本円でのクレジットカード決済及び銀行振込、またイーサリアムのETHでの購入が可能で、アイテム数は1点のみ。このNFTは「Adam byGMO」で購入者が二次流通することも可能とのこと。

本NFT購入後、保有者は「Adam byGMO」上より、村上龍氏書き下ろしのエッセイ『キクとハシ、その後。』のPDF/ePubファイル(約4100文字)および村上龍氏が執筆中の画面を一部収録したオリジナルムービーmp4ファイル(57秒)を、NFT保有者限定コンテンツボタンから閲覧・ダウンロードできるようになる。

『キクとハシ、その後。』は、このNFTのためだけに書き下ろされた新作エッセイとなる。オークションの末、125万1千円で落札となった。

NFT市場は、坂本龍一氏の音のコレクタブルNFTの発売や、市川海老蔵氏のデジタル作品電子マグロの初競り、屋外広告枠の販売など各産業での出品が相次いでいるが、活性化する今後の動きを楽しみにしつつ注視していきたい。

ニュース原文はこちら

Top Image : © 株式会社 幻冬舎

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