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2025.01.06
知財ニュース
BMWとOpenAIが支援―Figure、音声会話が可能な最新ヒューマノイドロボット「Figure 02」の出荷を開始
ヒューマノイドロボットを開発するAIロボット企業FigureのCEOであるBrett Adcock氏は、Figureの最新モデル「Figure 02」の商業クライアント向けの出荷を開始したと発表した。
「Figure 02」は身長が約167cm、重量は約70kgの自律型ヒューマノイドロボットで、出荷には、「Figure 02」よりも少し大きい長方形のボックス型に入れて出荷される。
FigureはBMWとの提携や、6億7500万ドルの資金調達を行い、26億ドルの評価額でシリーズBラウンドをクローズしたことを発表していた。また、ヒューマノイドロボット向けの次世代AIモデルの開発に乗り出すため、OpenAIとの協業契約も締結している。
「Figure 02」の稼働時間は5時間で、1回の充電で約20kgの荷物を運ぶことができる。ロボットの手は16の自由度と人間と同等の強度を備えており、人間のような幅広いタスクができるのだという。また、OpenAIとの提携で、オンボードのマイクとスピーカーを通じて、人と音声での会話も可能だ。
Top Image : © Brett Adcock
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