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2024.04.10

知財ニュース

KAPOK JAPAN、5社と資本業務提携、マテリアル事業部設立─梶製作所、三晶、双葉商事、河野貴伸氏、山崎大祐氏ら

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木の実由来のファッションブランドKAPOK KNOTを運営するKAPOK JAPAN株式会社は、研究開発パートナーシップとして5社と資本業務提携を行い、4月1日にマテリアル事業部を設立した。

”木に実るダウン”カポックを中心とした植物由来×Tech素材の開発で、「新世代のサステナブル繊維開発」を目指していく。

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社名にも由来しているカポックは、東南アジアに自生する植物で、クッションや枕などに使われている素材。同社は、繊維業界では活用が困難だったカポック素材の活用を見出し、2019年10月に「KAPOK KNOT」を立ち上げた。2023年10月には、経済産業省が推進するスタートアップ企業の育成支援プログラム「J-Startup Impact」に選定されている。

アパレル業界は世界第2位の汚染産業と言われ、動物由来素材を植物由来に代替していく流れは世界のトレンドとなりつつある。

同社ではこれまでもカポックの加工技術について研究開発を重ねてきたが、今回、繊維機械の株式会社梶製作所、化学研究の三晶株式会社、縫製の双葉商事株式会社、EC・AIの河野貴伸氏、ブランド作りの山崎大祐氏というモノづくりに携わる陣容とタッグを組むことで、「サステナビリティとユーザーメリットを両立する新素材開発」に取り組んでいくという。

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同社代表取締役の深井喜翔氏は、「カポックを第1歩としながら、植物由来×Techで、機能的でありながら環境にも優しい、そんな『人にも地球にも優しいマテリアルテックカンパニー』へと進化していきたい」と今後に期待を寄せている。

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Top Image : © KAPOK JAPAN 株式会社

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