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2022.11.24

インタビュー | 藤井 直敬

「みんな違う現実を生きている」メタバースを超えた先の現実科学とは?

株式会社 ハコスコ

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目次

2022年現在、AR・VRといった現実を拡張するガジェットは一般ユーザーでも手が届くほど身近になり、大手企業も続々とメタバースへ事業参画を繰り広げている。テクノロジーによってつくられる「人工的な現実」は、私たちを取り囲む「天然の現実」と時に混ざり合い、時に重なり合い、その境界は曖昧になっている。

これから仮想現実は、現実世界にどのような影響を与え、私たちの認知や感受性はどのように変化していくのか。

話を聞いたのは、実験家の藤井直敬氏。脳科学をベースにソリューションの開発・提供を行う「ハコスコ」の代表でありながら、「現実科学」を主要研究テーマにデジタルハリウッド大学大学院教授も務め、医学者・科学者・経営者・教授・アーティストと様々な肩書きを持つ。

脳科学からVR、メタバースショップにまで研究と事業を広げる中で見据える、「現実」の新しい形とは?

藤井 直敬

藤井 直敬

株式会社 ハコスコ 代表取締役

医学博士・脳科学者。一般社団法人 XRコンソーシアム代表理事/東北大学 特任教授/デジタルハリウッド大学大学院 教授。東北大学医学部卒業。同大大学院にて博士号取得。1998年よりマサチューセッツ工科大学(MIT)、 McGovern Institute 研究員。2004年より理化学研究所脳科学総合研究センター所属。2014年株式会社ハコスコを起業。主要研究テーマは、適応知性および社会的脳機能解明。主な著書に、「つながる脳」(毎日出版文化賞 受賞)、「ソーシャルブレインズ入門」「拡張する脳」「脳と生きる」など。

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