株式会社カプコンと知財図鑑は、カプコンが保有する「知的財産」を活用した新たな事業創出を行うため、知財活用のパートナー企業を募集します。ゲーム体験を通じた社会貢献シーンを可視化した「妄想プロジェクト」のイメージを元に、パートナーとの共創による新たな価値の創出を行います。

今回、カプコン知財部と知財図鑑は、カプコンの保有する知財を用いて「NFTアイテム価値向上システム」「NFTファッション査定システム」「育成DAOシステム」「デジタルツインアバターのコンディション連携」「里帰りブーストシステム」「ゲーム大会誘致システム」「ふるさと還元」、といった7つの新たな知財を考案し、共同出願。「ゲーム体験を社会貢献につなげる」ことをテーマに、クリエイター×知財部による「妄想ワークショップ」を実施し、未来の社会におけるアイデアをビジュアライゼーションしました。

知財は企業のブランド価値を上げられる

両社はこの活動をきっかけとして、さらに未来を模索する知財ドリブンでの社内外におけるコミュニティづくりと、知財をもとに「実現性のある未来のビジョン」を打ち出し、共感するパートナーと共創を進めることで、社会課題の解決と新規事業を生み出していくことに挑戦していきます。

ゲームのアイデアや技術を応用すれば、廃棄衣料などの環境負荷を抑制したり、世代を超えたコミュニケーションを育んだり、地方に人を呼び込むといった社会貢献ができるかもしれません。ゲームを起点に社会課題の解決にまでつながれば、自治体やNPO法人など、今までのカプコンのステークホルダーではなかった人たちも関わることができます。

また、「ゲームというエンターテインメントを通じて『遊文化』をクリエイトし、人々に『笑顔』や『感動』を与える『感性開発企業』」を理念とするカプコンにとって、アイデアを発信することで誰かが気付きを得て感性が育っていけば、結果的にそれが社会貢献につながっていき、会社の意義にも合致することを目指しています。

未来を引き寄せる「妄想プロジェクト」とは？

実在するテクノロジーを元に、“知財ハンター”が社会への新しい活用法を妄想してビジュアライゼーションする「妄想プロジェクト」。知財の持つ本来の機能や特徴を分解し、非研究者であるクリエイターならでは視点でブレイクスルーさせた発想を提案します。

本プロジェクトにおいて知財図鑑は、カプコンの知財部と共にバイアスを外したアイデアを発想する妄想ワークショップを実施。選出されたアイデアを、各知財の記事内にて「妄想プロジェクト」として紹介しています。

一回のトライで収益性の高い事業計画を立案することを狙うのではなく 「バイアスにとらわれないアイデア創出」や「未来ビジョンの可視化」を通じて事業企画が生まれやすいパートナー作りを行うためには土壌を養うことが重要です。知財図鑑は、社内外のステークホルダーからの共感を得やすい 「妄想術」から新たな事業の種を創出する活動に伴走、ビジョンドリブンで妄想を社内外に発信することで、従来のウォーターフロー型のR&Dとは一線を画すPoC推進にチャレンジします。 

今回、カプコン×知財図鑑の共創により共同出願したアイデアとのコラボレーション・プロトタイピング・実証実験・サービスの具現化に興味のある方は、ぜひ下記よりお問い合わせください。また、出願アイデアに限らず、「ゲーム×○○」などでアイデアを一緒に創出したい方、知財に関するご質問やご相談なども、お気軽にお問い合わせください。

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知財情報

カプコンの共創パートナーを求める7つの知財に関する概要・妄想プロジェクトは下記の通りです。