“完璧ではない美しさ”を追求したバーチャルヒューマン
MEME(メメ)

概要
「MEME(メメ)」とは、不完全な魅力と意思を持ったバーチャルヒューマンで、頭部がCGでつくられ、リアルな人間の体と合成された架空のキャラクター。顔にそばかすや痣を施す、団子鼻にするなど、コンプレックスを造形に盛り込むことでリアルなビジュアルを追求している。Instagramを介して日常生活や自身が制作したアート作品を投稿しており、人間としての感情・思想のストーリーテリングに重きを置くことで、感情の多様性を組み込み、一線を画した新しい価値観のバーチャルインフルエンサーの形を打ち出している。


なぜできるのか?
リアリティを追求した造形
ベースとなる顔には独自開発したライティングリグを使用。最大解像度8Kのテクスチャスキャンでほくろの加工や肌のリファイン(精錬)を行なったほか、細かなメイクの表現は実際のモデル撮影時に使われるPhotoshopで微調整し、唇や眉毛などパーツごとにメイク用のレイヤーを制作している。
「痣」の表現
あくまでも不完全性やコンプレックスの象徴として痣をつけたが、実際に痣のある人達を傷つけかねないため、症状や歴史・文献などのスタディを経て企画。実際に顔に痣をもつ人達の協力を得てスキャニングしたデータをもとに作成したことで、文脈と表現ともにリアリティを高めることに成功した。
ヘアスタイルへのこだわり
「meme」の少し崩れたヘアスタイルは従来のCGキャラクターにはあまり見られないもので、現実の髪の構造の解析から行い、実際にスタイリストに髪の毛をセットしてもらったあとにリファレンスしている。「Xgen」という専用ツールを使用し、Instagramへの投稿も写真ごとにスタイリングのアレンジを施している。
実現事例
相性のいい産業分野
- メディア・コミュニケーション
バーチャルヒューマンを広告や企業のアイコンとして使用
- 教育・人材
バーチャルヒューマンを活用したVR・AR接客サービス
- アート・エンターテインメント
バーチャルヒューマンがアーティストや表現者としてパフォーマンス
- スポーツ
メタバースで開催される、バーチャル選手によるスポーツ大会
- 生活・文化
個人をバーチャルヒューマンとしてモデリングするサービス
この知財の情報・出典
この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。 詳細な情報をお求めの場合は、お問い合わせください。 Top images:© 株式会社 アタリ







