米Amazonは9月28日（現地時間）、睡眠トラッキングや睡眠をサポートする機能を備えたスマートデバイス「Halo Rise」の発売を発表した。

「Halo Rise」は、スマートバンドを着用したり、部屋にカメラを設置したりしなくても、睡眠を追跡できる同社初のスリープデバイス。非接触センサーで寝ている人の呼吸や動きのパターンを検知し、数千時間に及ぶ臨床睡眠データセットに基づいて訓練された機械学習アルゴリズムで入眠のタイミングや睡眠段階を追跡する。

ベッドで本を読んだり、テレビを見ながら眠りに落ちる場合もアクティビティを区別し、入眠時間などのデータを適切に把握でき、睡眠データはAmazon Haloアプリから確認可能。クラウドには保存されないため、ユーザーデータを保護できる。

また、「Halo Rise」は、自然光に似た目覚ましライトも搭載。ユーザーの睡眠サイクルを分析し、生物学的に最も起床しやすいタイミングで起こしてくれる。加えて、環境センサーにより部屋の温度、湿度、明るさを測定し最適な睡眠がとれる情報も提供するほか、Alexaと連携し、Echoデバイスからの音楽再生もできる。

同社によると、「Halo Rise」の販売価格は、139.99ドル（約2万円）で、2022年中に米国で発売予定。ユーザーには、Amazonの健康管理サブスクサービスである「Halo Fitness」「Halo Nutrition」の6カ月間メンバー権も付与されるという。

プレスリリースはこちら

「Halo Rise」商品ページ

「Halo Rise」機能紹介ページ

Top Image : ©︎ Amazon.com