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2023.02.10

知財図鑑【2022年最も読まれた“すごい知財”TOP10】

best10 -

「知的財産」をオープンにし、知財と事業をマッチングさせるクリエイティブ・メディアである知財図鑑は、世の中のテクノロジーをわかりやすく解説し、未来を「妄想」することで新たな事業への活用の可能性を提案しています。

この特集では、知財図鑑に掲載されている数多くの知財・最新テクノロジーから、2022年に最も多くの読者に読まれ、知財ハンターもお薦めする「注目の知財」を厳選して紹介します。

知財TOP10サムネール

2022年最も読まれた“すごい知財”

第1位:ワイパー不要の 「ノンブレード次世代ワイパー」
ワイパーブレードを使わずに自動車のフロントガラス全体の雨滴や汚れを除去できる装置。平たい環状の透明シートでフロントガラス全面を被覆して雨滴や汚れの付着を防止する。(記事はこちら

ノンブレード次世代ワイパー GettyImages-502124746

第2位:ナノガラスコーティング技術「NANO SHINE」
水をかけるだけでガラス被膜を形成するナノレベルのガラスコーティング技術。普通の水道水を、セラミックを含んだ装置を通して散布するだけで、ナノメーターレベルのガラス被膜を作ることができる。(記事はこちら

第3位:肌をタッチスクリーンに 「Cicret Bracelet」
肌をタッチスクリーンとして扱いスマホを操作できるブレスレット。内蔵されたプロジェクターで手首にスクリーンを映し出し、指の動きを近接センサで検知することで、メールを読む、電話に出るなどの操作を肌の上で行える。(記事はこちら

Cicret Bracelet(サイクレット・ブレスレット)

第4位:鳴き声から野鳥を識別 「Song Sleuth」
野鳥のさえずりを録音するとその鳴き声に最も近い野鳥の種類を表示するアプリ。鳴き声のデータを多角的に比較分析したり、図鑑データから鳥の詳細情報にアクセス可能。また録音記録の保存・メモ・データ転送等もでき、野鳥の声を聞き分けるのにも役立つ。(記事はこちら

第5位:低コストな波力発電機 「Waveline Magnet」
背骨のような形で海面を浮遊し、波に沿って上下動することで電力を得られる、プラスチック製の波力発電機。波の持つエネルギーを直接回収でき、製造・輸送コストを大幅に削減する。(記事はこちら

Waveline-Magnet ウェーブラインマグネット

第6位:海水を淡水に変える「フッ素化ナノチューブ」
海水を超高速で淡水化する極細チューブ。チューブの内側を密に覆うフッ素の作用により、塩分を通さず水のみを透過し、これまでにないスピードと高効率での塩水の脱塩を実現。海水から「飲み水」の生成の実現につながることが期待される。(記事はこちら

第7位:画像生成AI「Stable Diffusion」
テキスト入力されたワードからAIが自動で画像を生成する、オープンソースの画像生成AIサービス。描画させたい画像の内容を文字入力すると、AIがテキストに応じた画像を数秒で作成する。(記事はこちら

第8位:塗るだけで木の寿命が向上する「液体ガラス」
木材の弱点を克服し、木本来の香りや木目の美しさを保つことを可能にした世界初の加工塗料。従来の塗料に比べ着色性・伸縮性・屈曲性に優れ環境負荷も少ないことから、文化財や施設への使用が広がっている。(記事はこちら

第9位:水で汚れを落とす超微細泡「ウルトラファインバブル」
微細な気泡が毛穴の奥まで届いて汚れを落とす超微細な気泡。シャワーヘッドで1μm未満の気泡を作り出すことで、ミスト水流のかけ流しだけで油性ペンの汚れも洗浄する。ウルトラファインバブルを浴びた肌は水分量が増え、肌表面の温度も上がる。(記事はこちら

ウルトラファインバブル ミラブルplus

第10位:ゴムの特性の金属素材「金属ゴム」
金属の持つ耐熱性を維持したまま、表面にゴムの特性を付与した新素材。金属表面に施した微細形状によって、金属材料でありながらゴム同等の柔軟性や接着性を有している。ゴムの使用が困難な領域においても、金属部材にゴムのような性質を付与し使用が可能。(記事はこちら

▼昨年のランキングはこちら
2021年 最も読まれたニュースTOP10はこちら)(2021年 最も読まれた“すごい知財”TOP10はこちら

以上、2022年を通して最も多くの読者に読まれた「注目の知財」を紹介しました。詳細をご覧になりたい方は下記リンク先より知財の詳細をご覧ください。

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