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2023.02.10

知財ニュース

2022年に知財図鑑で最も読まれたニュース

20230209 2022読まれた記事バナー

2022年に知財図鑑に掲載されたニュースの中で最も読まれたニュース記事を、【第1四半期】〜【第4四半期】の期間を追って紹介します。2022年の注目を浴びたニュースを振り返りながら、国内外の最先端テクノロジー情報をまとめ読みしてみましょう。

2022年1~3月によく読まれたニュース

UNLABELED 3

1位:着ると「AIに人として認識されなくなる」ファッションアイテムが登場―AI監視社会から身を守る

「AIによるラベリングから逃れるためのカモフラージュ」を開発するテキスタイルレーベル「UNLABELED(アンラベルド)」は、新たに、身につけるだけでAI監視カメラに人として認識されにくくするテキスタイルパターンを開発した。

2位:中国の「人工太陽」、太陽の5倍高温のプラズマを世界最長となる1056秒間維持

中国科学院合肥物質科学研究院は2021年12月30日の実験で、同研究所が開発・運用する「人工太陽」こと「全超伝導トカマク型核融合実験装置」が摂氏約7000万度という高温のプラズマを1056秒間持続することに成功したと発表。トカマク型核融合装置の高温プラズマ維持時間としては世界最長となる。

3位:未確認生物UMAをモチーフとした、すべて3D印刷でつくられたスリッポン「TheCryptide」が登場

ドイツ人のデザイナー兼建築家で、ロボット研究所を運営しているStephan Henrich氏が、すべて3D印刷で作られた、謎の未確認生物の足のような見た目のスリッポン「The Cryptide」を開発した。

「TheCryptide」未確認生物 UMA をモチーフとしたスリッポン

2022年4~6月によく読まれたニュース

1位:マドンナとビープルのコラボNFTが約8140万円で落札─過激な“出産 ”映像が話題に

「クイーン・オブ・ポップ」の異名を持つ歌手のマドンナと、政治的・社会的なコメントを行うポップカルチャーを基盤としたコミカルな作品で知られているデジタルアーティストのビープル(Beeple)が、コラボレーションによるNFTアート3部作を発表した。

2位:転んだときだけ柔らかくなる床「ころやわ」に、スペースに合わせて組み立てられる「どこでも ころやわ」が新登場

Magic Shields(マジックシールズ)は、高齢者の転倒骨折リスクを低減する床「ころやわ」にラインナップを増やし、医療・福祉施設のスペースに合わせて組み立てられる「どこでも ころやわ」を開発した。

どこでも ころやわ

3位:CES2022にて、水素燃料の空飛ぶレーシングカー「MACA S11」が登場─機体の80%がリサイクル可能

フランスのスタートアップMaca Flightは、水素を燃料とする1人乗りレーシングドローンコンセプト「MACA S11」を、ラスベガスで開催されたCES2022にて公開した。

水素燃料の空飛ぶレーシングカー「MACA S11」

2022年7~9月によく読まれたニュース

WOMBO DREAM 画像生成AI

1位:テキストから自動で絵画を生成するAIアプリ「Dream」が登場―開始半月で1000万枚以上のユーザー利用

Dream」は、ユーザーが入力した描きたいキーワードや英文に沿って絵を生成するアプリ。入力したキーワードを元に、AIが自動で数十秒ほどでオリジナルのアートワークを生成する。

サウジアラビア 垂直性未来都市「THE LINE」

2位:サウジアラビア、全長170km・高さ500mの垂直性未来都市「THE LINE」の開発計画を発表

サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は7月25日、サウジアラビアで進む巨大スマートシティ計画「NEOM」に、全長170km高さ500mの垂直性高層未来都市「THE LINE」を開発する計画を発表した。

3位:窪田製薬ホールディングス、光の刺激で近視を抑制するARメガネ「Kubota Glass」を開発、日本で販売開始

窪田製薬ホールディングスは2022年8月1日、近視を抑制するという眼鏡型デバイス「Kubota Glass(クボタメガネ)」を国内で発売すると発表した。メーカー希望小売価格は70万円(税抜)。

窪田製薬ホールディングス Kubota Glass

2022年10~12月によく読まれたニュース

1位:前澤友作氏、民間人初の月周回旅行「dearMoon」の搭乗者を発表─BIGBANGのT.O.P氏ら8人

前澤友作氏は、2023年に計画されている民間人初の月周回の宇宙プロジェクト「dearMoon」の搭乗者8名、代替搭乗要員2名を発表した。イーロンマスク氏率いるSpaceX社のロケットに乗り、月を周回し約1週間で地球へ帰還する予定だ。

2位:たたんでハコべる「タタメルバイク」が世界最大の家電見本市「CES 2023」でイノベーションアワード受賞

株式会社ICOMAは、同社の「ICOMA タタメルバイク」が、最新テクノロジーが集結する世界最大規模の展示会「CES 2023」で、特に優れた製品に贈られる「CES 2023 Innovation Award」を受賞したことを2022年11月18日、発表した。

たたんでハコべる「タタメルバイク」

3位:“世界を変える”レベルの画像生成AIサービス、Stable Diffusion(ステーブル・ディフュージョン)がオープンソースとして公開

ロンドンを拠点とするAIスタートアップ・Stability AI社は2022年8月22日(現地時間)、画像生成AIサービス「Stable Diffusion(ステーブル・ディフュージョン)」をオープンソースとして全世界に公開した。

Stable Diffusion(ステーブル・ディフュージョン)



以上、2022年に最も多くの読者に読まれた「注目のニュース記事」を四半期別に紹介しました。知財図鑑のニュースは SmartNewsGunosyニュースパスauサービスTodayNewsDigestなどの各ニュースアプリでも配信中です。ぜひご覧ください。

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