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2021.06.22
越境して創造する、3Dプリントの世界。
ものづくりの手法として、企業から個人レベルまで広範囲に浸透した「3Dプリンター」。プラスチックや金属素材を元に3Dデータを「手触りのある形」として再現するこの技術は、製造の現場のみならず、食卓、医療、さらには宇宙における住環境の構築に至るまで、スケールとジャンルを横断したあらゆる領域に活用の幅を広げています。
この特集では、従来の手法を刷新して未知なるクリエイティブと未来のライフスタイルを生み出す「3Dプリント技術そのもの」と「3Dプリンターから生まれた知財」を厳選してピックアップ。3Dプリンターの開発や販売を手がける「MagnaRecta(マグナレクタ)」の創設者であり知財ハンターでもある、加藤大直さんのコメントと合わせて紹介します。
(知財図鑑では随時、特集に関連する知財情報を追加していきます。 知財の掲載はこちらからお問い合わせ下さい。)
知財ハンターのコメント
3Dプリンターで成形する物体の内部に、肉眼では見えず、赤外線カメラで観た時にのみ認識できるQRコードを埋め込む技術。内部に生成するため、こすれて消えることがなく、見た目を気にせず成形物に情報を埋め込む際に、需要が高まりそうです。