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2021.10.18
デジタル社会を革新するブロックチェーンの可能性
2008年にサトシ・ナカモトなる正体不明の人物によって提唱されたビットコイン(仮想通貨ネットワーク)の中核技術として誕生した「ブロックチェーン」。分散型台帳とも訳されるブロックチェーンは、中央管理を前提としている従来のデータベースとは異なり、参加者の立場がフラットな非中央集権であるという特徴を備えています。
その名の通り、一本の鎖のように取引履歴を暗号技術によって過去からつなげて公正な取引履歴を維持することができるブロックチェーン技術。2021年に創設された日本のデジタル庁による重要施策にも採用されており、世界各国のあらゆる産業やカルチャーでも実装が進んでいます。
この特集では、次世代のビジネスプラットフォームによって全く新しい“デジタルの価値”を生み出す可能性のある、「ブロックチェーン知財」を紹介します。
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(知財図鑑では随時、特集に関連する知財情報を追加していきます。 知財の掲載はこちらからお問い合わせ下さい。)
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知財ハンターのコメント
NECが開発した超高速でセキュアなブロックチェーンは大規模接続環境下で毎秒10万件以上の記録性能を達成します。ビジネスにおける公平な情報が個別製品ごとに高速記録され可視化されれば、よりトレーサビリティが担保された購買ができそうです。