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2025.04.13

【大阪・関西万博特集】 ”いのち輝く未来社会のデザイン”―万博注目のテクノロジー

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大阪・関西万博では、「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマのもと、さまざまな分野で人間とテクノロジーの関係が問い直されています。なかでも注目されているのが、“共生”をキーワードとした未来のライフスタイルの提案です。

人と自然、都市と地域、リアルとバーチャル、そして人とロボット。あらゆる境界があいまいになっていく中で、わたしたちの「いのち」の在り方もまた、変化の途上にあります。

万博の会場には、最新の医療や福祉、AI、アバター技術、気候変動対応のテクノロジーなどが集結し、それらを支える思想や文化的視点とともに展示・体験できます。今回の特集では、万博を舞台に生まれるであろう“未来の共生”にまつわる知財やアイデア、プロジェクトを紹介します。

(知財図鑑では特集に関連する知財情報を随時募集しています。 知財の掲載を希望される方はこちらからお問い合わせ下さい。)

IMG 3177 re Photo by Kazuma Kitao


大阪・関西万博、ファインバブル技術を使った未来型お風呂「ミライ人間洗濯機」が登場

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株式会社サイエンスは、2025年大阪・関西万博にて大阪ヘルスケアパビリオンに「ミライ人間洗濯機」を展示する。また、同社は「ミライ人間洗濯機」への入浴体験希望者の事前受付も開始しているが、現在満席で予約を制限している。(記事はこちら

大阪・関西万博 落合陽一氏 シグネチャーパビリオン「null²(ヌルヌル)」

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「null²(ヌルヌル)」とは、フィジカルとデジタルが混ざり合う、「2つの鏡」をコンセプトとしたパビリオン。鏡面状の膜材を用いた「変形しながら風景をゆがめる」建物と、デジタルの分身(アバター)や自律的に変化するAIなどとの対峙で、フィジカルとデジタルの境界が交錯する未知なる体験ができる。大阪・関西万博のパビリオンの1つで、人間や物質世界と情報技術が融合した新たな自然「デジタルネイチャー(計算機自然)」を象徴する建物として建設した。(記事はこちら)

大阪・関西万博で培養肉の未来を体験―家庭で3Dプリンターで作る霜降り肉、凸版らが公開

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大阪ヘルスケアパビリオン「ミライの都市」エリアにおいて、「培養肉未来創造コンソーシアム」が「家庭で作る霜降り肉」という展示を実施する。 この展示では、3Dバイオプリント技術を用いて作製された培養肉の実物と、家庭で霜降り肉を生成することを想定したミートメーカーのコンセプトモデルが紹介される。(記事はこちら

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パソナグループ、「iPS心臓」の試作品を公開―万博でiPS細胞由来の“動く心臓”を展示

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パソナグループは、iPS細胞(人工多能性幹細胞)からつくった「iPS心臓」を報道陣向けに公開した。公開されたのは、大阪・関西万博のパビリオン展示に向けた試作品。万博会期中には、拍動する様子の展示を目指している。(記事はこちら

万博会場のシンボル「大屋根リング」、ギネス世界記録に世界最大の木造建築物として認定

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大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」が世界最大の木造建築物としてギネス世界記録に認定された。(記事はこちら

【大阪・関西万博】住友館の共創プロジェクト「ミライのタネ」を共同開発

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株式会社知財図鑑は、2025年大阪・関西万博の住友館(住友グループ)が展開する共創プロジェクト「ミライのタネ」において、当社の開発するアイデア共創プラットフォーム「ideaflow(アイデアフロー)」を技術提供した。(記事はこちら)

大阪・関西万博パナソニックパビリオン「ノモの国」、ゼロカーボン水素発電で幻想的ライトアップを実施

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パナソニック ホールディングス株式会社は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)において、自社パビリオン「ノモの国」にてゼロカーボン電力由来の水素で発電した電力を使用し、夜間のライトアップ演出を行う。(記事はこちら

大阪万博、未来の自分から手紙が届く「Play!未来からの手紙」やVR体験、日本郵政が提供

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日本郵便は、4月13日から10月13日まで開催される大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)の会場内に、「EXPO2025 WEST 郵便局」と「EXPO2025 EAST 郵便局」の2カ所を開設する。​

「EXPO2025 WEST 郵便局」では、以下の体験型コンテンツが用意されている。​(記事はこちら

Pℓay!未来からの手紙
新しいテクノロジーと手紙を組み合わせ、未来の自分から手紙が届く体験を提供する。手紙という文化に触れる機会を創出するもので、料金は1回500円。

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再生医療・DNA合成を用いた「回復スニーカー」「人工宇宙人」、万博で世界初公開―「龍肉」も展示予定

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Transeeds Inc.が主催するクリエイティブコレクティブ「LOM BABY」は、大阪・関西万博およびJapan Expo Paris in Osaka 2025で、「Heal Sneaker(回復スニーカー)」「人工宇宙人(AA)」「龍肉」を展示する。再生医療やDNA合成技術を応用したプロジェクトで、新作の「Heal Sneaker」と「人工宇宙人(AA)」は、世界初公開となる。(記事はこちら

ミズノ、万博公式キャラ「ミャクミャク」デザインの高機能スニーカー発売

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ミズノ株式会社は、2025年大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」をモチーフにしたスニーカー「THE MIZUNO ENERZY OSAKA EXPO2025」を発表した。​柔らかな履き心地と高い反発性を実現し、​後足部から前足部にかけての設計により、接地時の衝撃を緩和し、スムーズな体重移動と力強い蹴り出しをサポートする。(記事はこちら

未来型サウナ「太陽のつぼみ」、大阪万博で登場―水着で太陽光浴びる空気膜構造

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「太陽のつぼみ」は万博会場内のグリーンワールド西端に位置し、大阪湾を臨む開放的な空間で、人と人、人と地球のあり方を体感できる未来型サウナ。

花びらのような空気膜クッションで構成された生命力あふれるデザインが特徴。自然光を透過するETFEフィルム膜材で覆われ、期間中に約1万5千人が水着でサウナを楽しむことができる。(記事はこちら

大阪・関西万博「スイスパビリオン」―万博史上最小のエコロジカルフットプリントを目指す

スイスは、この大阪・関西万博において人間の活動が環境にかけている負荷を示す指標「エコロジカルフットプリント」が最も小さいパビリオンを目指している。(記事はこちら

EXPO ホール「シャインハット」外壁面でのプロジェクションマッピング上映作品が決定!

大阪・関西万博 EXPOホール『シャインハット』は、未来への希望やビジョンを表現した作品を広く募り、国内41件、国外68件(28の国・地域)の計109件の動画作品を上映する。万博開催期間中の毎夜、プロジェクションマッピングを開催する。

「日本の美意識を纏う」万博・日本館アテンダントのユニフォーム公開―着物ベースに日本的な“余白”を体現

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経済産業省は大阪・関西万博に出展する「日本館」の案内などを担うアテンダントのユニフォームを決定した。
着心地・暑さ対策・機能性に加え、環境に配慮した素材の使用や会期終了後のリサイクルなど、総合的な視点から製作。「日本の美意識を纏う(まとう)」をデザインコンセプトに、美しさと機能性を両立したユニフォームを設計した。(記事はこちら

大阪・関西万博「いのちの遊び場 クラゲ館」ユニフォームを発表

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ミズノは2025年大阪・関西万博において、「いのちを高める」をテーマとするシグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」のユニフォームを発表した。(記事はこちら

▼大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」公開

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2025年大阪・関西万博に向けたシグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」が、2025年3月23日にメディア向けに全館公開された。(記事はこちら

関連記事:大阪・関西万博で「ごみ」を巨大アートに変えるプロジェクト始動─中島さち子氏、長坂真護氏コラボ、DNP参画でクラゲ館を制作

大阪・関西万博、小山薫堂プロデュースのパビリオン「EARTH MART」公開―食の循環と未来を探る空間

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2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)で、小山薫堂氏がプロデュースするシグネチャーパビリオン「EARTH MART」のコンテンツが公開された。(記事はこちら

大阪・関西万博、視覚障がい者支援のAIスーツケース導入

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日本科学未来館が中心となり開発を進める特別モデルの、視覚障がい者向けナビゲーションロボット「AIスーツケース」を、コンソーシアムが長期間、複数台同時に運用する。(記事はこちら


以上、大阪・関西万博「注目のテクノロジー」を紹介しました。知財図鑑では今後も・関西万博注目のテクノロジーを取り上げ、掲載していきます。(掲載を希望される方はこちらからお問い合わせ下さい。)

また、下記リンク先には大阪・関西万博の関連知財をピックアップしていきます。詳細な情報をご覧ください。

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